2017.02.17 Fri
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冬こそ読書の季節

 
2月に入り、暦の上では“春”。とはいえ、肌で感じる春の訪れは、まだまだ先のようです。お家でゆっくりと過ごす時間が長い季節、寒い冬こそ、読書を楽しむのはいかがでしょうか。
 
「お気に入りのお茶と共に家でのんびり読書を楽しむ」そんな冬の読書時間をより楽しく演出してくれる雑貨と共に、ヒシガタ文庫セレクトのこだわりの1冊をご紹介します。
 
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本と珈琲は、本と味わう珈琲、珈琲のお供に本、どちらも切っても切れない仲ですね。ヒシガタ文庫では、札幌の東札幌にある『Little Fort Coffee』の豆を取り扱っております。「毎日飲みたい」と感じる美味しさを追求し、極端な酸味や苦みを抑え、香りや甘みを引き出す焙煎を行っています。当店限定の『ヒシガタブレンド』は、「ヒシガタ」にちなんで、4種の豆(インドネシア・ディープグァテマラ・エチオピア・ブラジル)を使用した中深煎りの珈琲豆。珈琲の香りと共に読書を楽しむ、豊かな時間が生まれます。

 
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寒い冬こそ、心も身体も優しく温めてくれる温かい紅茶も良いものですね。旅するパン屋TAKIBI BAKELYがプロデュースする『旅する紅茶』は、可愛らしいマッチ箱型のパッケージに、世界の様々な国や地域をイメージした素敵な絵が施され、旅するように世界各地の紅茶をお楽しみいただけます。お味は全部で8種類。マッチ箱型のパッケージに描かれた美しい絵と共に、その土地に思いを馳せながら時間旅行が楽しめるまさに“旅する紅茶”。本と共に、見たことのない景色や世界を創造し、新たな世界を心で楽しめる紅茶です。
 
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こちらは、ドイツのインゼル社が1912年より出版されたインゼル文庫。主に童話や植物、芸術をテーマにした書籍で、美しい装丁からコレクターにも人気の高いヴィンテージ本です。包装紙のような可愛らしい図柄が魅力的で、サイズも小さく、飾っておくだけでも絵になる美しい本。ヒシガタ文庫でも人気を誇るシリーズです。
 
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こちらは、インドの工房で手漉き紙にシルクスクリーンで手刷りされ、一冊一冊丁寧に手製本で作られたハンドメイドの絵本。
 

『水の生きもの』は、画家ランバロス・ジャーが“ミティラー画”と言われる、インド東部ビハール州に伝わる繊細で生き生きとした民族絵画のモチーフを用いて、みずからのヴィジョンを表現した絵本です。
 

中央インドのゴンド民族に伝わる伝説や神話を、バッジュ・シャームの世界観によってすべての生きものの「はじまり」が表現されている『世界のはじまり』
 

そして、インドの部族出身のアーティストたちが描いた、個性豊かで魅力的な猫の絵がたくさん収録された画集『猫が好き』

 

インドの熟練の職人の手によりシルクスクリーンで一枚ずつ刷られ、美しい発色で生まれた今までにない絵本。インクの匂い、ざらっとした紙の質感、すべてシリアルナンバー入りのまるで美術品のような特別な一冊です。
 

こちらでご紹介した本は、店頭とオンラインショップでもご購入いただけます。
 

本は、紙に綴られた文字や絵、写真によって、様々な世界を旅することができます。赤ちゃんは、絵本の紙をめくる度に、新しい世界に出会い、笑顔になります。何度も繰り返し読むことで、記憶が生まれ、好きなものを知る大きな出会いの場でもあります。
 

まだまだ寒い日が続く冬こそ、ぜひ、読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと、新しい出会いが待っているはずです。


Written by m-homma