2017.06.16 Fri
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6月のヒシガタ文庫

6月も半ばに入り、いよいよ北海道にも夏到来ですね。気温も上がり、木々の緑も深くなり、北海道らしい心地良い初夏の空気に包まれています。
 
店頭では、生活に馴染む “道具” をコンセプトに、バッグやカットソーなど、シンプルでベーシックな機能性のあるアイテムを提案しているブランド、TOOLS(ツールズ)のPOP UP SHOPを期間限定で開催しています。
 

 
これまで扱ったことのなかった、革やリネンのバッグ、お財布やアクセサリーなどの小物を中心に集めました。
 

 
人気のリュックやトートバックもご紹介しています。TOOLSのリュックやバックは、使い手の気持ちをよく考えられた設計で、スムーズに出し入れがしやすく、細かな仕切りもあり、収納力抜群。
シンプルなデザインで使い勝手もよく、毎日手に取りたくなるバッグです。
 

 
こちらは、金具を使っていない袋のようなショルダーバッグ。ストラップの先を結んで長さを調整できます。柔らかくて、シワも様になるバッグですので、バックインバックにもおススメです。
 

 

会期は、6月30日(金)まで。ぜひ、店頭でお手に取ってご覧くださいね。
 

6月の選書コーナーのテーマは、「文豪」。
誰もが知っている名作や、作家の住まいや食を紹介した本、定番の文学を漫画で読める本など、文豪にまつわる本を集めました。
 

 

こちらは、“コロナブックス”から出ている作家シリーズの1冊『作家の住まい』。
 

 

作品が生まれていく書斎や、日々使われていた道具たち、貴重なプライベート写真を添えて、支えられてきたご家族の言葉と共に丁寧に紹介されています。数々の名作が生まれた現場は、静謐で、緊張感があり、またご家族の愛に包まれた温かい空気が感じられます。
 

こちらは、“ポプラ社”から出ている百年文庫。
 

 

日本と世界の文豪による名短編を、漢字一文字の趣に合わせて一冊に編むアンソロジー。活字も大きくて読みやすく、コーヒーを片手に気軽に文豪作品に触れられる一冊です。興味のあるテーマから一冊を選び、作品に出逢うという選書のプロセスは、また一味違う読書の時間を楽しめそうですね。
 

こちらは、読書漫画の「バーナード嬢曰く。」
 

 

本を読まずに読んだフリをしたいグータラ読書家の主人公“バーナード嬢”と、読書好きな友人たちが図書室で過ごすブンガクな日々が綴られています。昨年には、短編アニメとしてテレビ放映もされました。時には、こんな切り口から文学に触れるというのも、興味が広がる第一歩になるかもしれません。
 

100年も前に生まれた作品を、今この手に取ることができ、読むことができる。今の時代に読むからこそ、時には、その言葉が胸に突き刺さり、心が揺さぶられ、考えさせられることもある。文豪たちが綴る言葉から、当時の時代背景を知り、その思いに馳せる読書の時間を、お楽しみください。
 

ぜひ、お手に取って、ご覧くださいね。


Written by m-homma