2020.12.17 Thu
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aurinko ヒンメリ展示販売会

 
12月も半ばに入り、クリスマスまであと1週間となりました。この数日で、札幌はすっかり雪景色に変わり、今年は、ホワイトクリスマスになりそうですね。
 
店頭では、昨年もご好評いただきました、“えんがるヒンメリの会(aurinko)”さんによる、『ヒンメリ展示販売会』を開催しております。フィンランドの伝統的なクリスマス装飾としても知られている「ヒンメリ」、遠軽町で育てられた麦を使って作られた美しい手仕事をご覧いただけます。
 

 
“aurinko”さんは、ご自身で育てられた小麦の麦わらで「ヒンメリ」を作られています。厳しい自然の中、およそ10ヶ月もの間に育まれた麦の美しさを伝えるために、小麦の栽培から制作まで、一つ一つ丁寧に手作業で仕上げられた「ヒンメリ」です。
 
細く金色に輝く小麦は、麦ならではの自然な艶も魅力。経年変化により、少しずつ深いあめ色になっていきます。
 

 
こちらの「ヒシガタ」の『ヒンメリ』は、当店にとってご縁がある形。『ヒンメリ』は、クリスマスの飾りの他、幸福のお守りとしても飾られてきたとか。店内に訪れたお客様を日々見守ってくれているお守りのようです。
 

 
クリスマス時期になると、フィンランドでは、様々な形の「ヒンメリ」を街中で見かけるようですが、本展でも、それぞれ表情が異なる「ヒンメリ」をご覧いただけます。
 
こちらは、6層の重なりが美しい「しずく」。奥行のある空間が生まれます。
 

 
いくつもの星が重なったようなデザインの「かがやきα」、壁掛けのリースにもなるヒンメリも。
 

 
大きく存在感のある作品から、お部屋にも飾りやすいサイズ感の作品まで、様々な作品を制作いただきました。
 

 
黄金色に輝く大地で育った小麦が、日々の暮らしを豊かにする装飾品として生まれ変わりました。ひとつひとつ丁寧に紡がれたヒンメリが織りなす、美しく繊細な光と影を、ぜひご覧ください。
 
会期は、12月27日(日)まで。


Written by m-homma