2018.01.29 Mon
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YURI HIMURO POP UP SHOP

1月も下旬になり、暦の上ではもうすぐ春ですね。まだまだ厳しい寒さが続いていますが、ヒシガタ文庫の店内は、春を思わせるような温かな空気に包まれています。
 
本日より、テキスタイルデザイナー・氷室友里さんのPOP UP SHOP を開催しております。ハサミでカットして遊べる生地や、クッションカバー、リバーシブルで使えるポーチやランチョンマットなど、氷室友里さんの世界観をお楽しみいただけます。
 

 
こちらの生地『SHIBA』は、芝生の上をイメージしたパターンで、芝刈りをする人々や、かけまわる犬などが描かれています。グリーンの部分に芝をかるようにハサミを入れていくと・・中から動物や虫などが現れる遊び心溢れるしかけが。
 

 
ハサミでカットして遊べる生地『SNIP SNAP』シリーズから、約20種類ものクッションカバーも届きました。
 

 
左:『SNIP SNAP SATOYAMA』山の中に暮らす動物たちや人々の様子が描かれています。表面を覆う糸にハサミを入れると、中には魚たちが泳ぐ川が流れています。
 
中央:『SNIP SNAP HAKKUTSU』発掘現場で地面を掘る人々。黄色の糸をカットすると、地層の中からブラキオサウルスが現れます。
 
右:『SNIP SNAP LAPLAND』こちらは、ラップランドの氷が張った湖で泳ぐ人々。水しぶきのような表情を作ることができ、魚も隠れています。
 
二層になった生地の表面をカットして遊べるテキスタイル。どこに何が隠れているかは、お楽しみ。自分だけのオリジナルの柄を作ることができます。
 
こちらは、リバーシブルで使えるポーチ『HIDE AND SEEK』シリーズ。表から見ると何かが隠れていて、裏返すとカニやザリガニが現れるなど驚きのしかけが。
 

 

 
ipadや充電器、スケジュール帳などがまとめて入る大き目サイズのポーチです。小脇に抱える姿も様になるポーチ、バッグインバッグにも重宝しそうですね。
 
『HIDE AND SEEK』シリーズは、ランチョンマットもございます。こちらも、裏返すと何かが現れる楽しいしかけが。
 

 
北海道で、氷室友里さんのテキスタイルを一堂に揃えて展示するなかなかない機会になっております。見て、使って、そして遊んで、使い手によって表情が変化するYURI HIMUROのテキスタイルの魅力。ぜひ、お手に取って、じっくりと氷室友里さんの世界をお楽しみくださいね。
 
会期は、2月12日(月)まで。
 
※2月3日(土)、4日(日)開催予定の「冬のヒシガタ市」の際は、展示を一部縮小させていただきますが、ご覧の上お求めいただけます。
 
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氷室友里 YURI HIMURO
// Profile //
日本とフィンランドでテキスタイルを学び活動しているテキスタイルデザイナー。人と布との関わりの中に驚きや楽しさをもたらすことをテーマにテキスタイルブランドYURI HIMUROのデザインを行う。
織の組織づくりから自身で行うYURI HIMUROのテキスタイルは、ハサミでカットして柄がアレンジできたり、表と裏で柄が変わったり、見る角度によって柄が変わったりと、一枚の布に小さなしかけと工夫がつまっている。
企業とのコラボレーションや、商業施設のアートワーク、ブランドディレクションなど、活動の幅を広げている。
2017年4月ミラノサローネサテリテ出展。
2017年アメリカのデザイン誌dwellが選ぶ注目の若手デザイナーYoung Guns 2017に選出される。
IFFT/Interiorlifestyle living Young Designer Award2017受賞。
(氷室友里Webサイト http://www.h-m-r.net より)
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Written by m-homma