2018.09.18 Tue
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9月のヒシガタ文庫:cholonの旅する雑貨店

 
9月6日に発生した胆振東部地震から10日ほど経ち、札幌市内は、少しずつ日常に戻りつつあります。震源地に近い厚真町の一部では、11日振りに水道水が飲めるようになったようです。余震も続き、まだまだ不安な日々が続いていると思いますが、1日も早く、被災地の皆様に普通の暮らしが戻ってくることを心よりお祈りしております。
 
9月のヒシガタ文庫は、震災の影響で会期を延期しておりました『cholonの旅する雑貨店』を開催中です。
 

 
「cholon」は、1997年にベトナム雑貨店として札幌でスタートされ、約5年のお休み期間を経て、今年オンラインショップを再開されました。当店では、再開後はじめてのイベントを開催させていただくことになりました。
 
今回は、店主の佐々木智子さんが、タイ、ミャンマー、ベトナム、台湾、香港など東南アジアを歩いて出会った雑貨や、各地の布で作った小物やシルバーアクセサリーなど、様々な商品が店頭に並んでいます。
 
天井から吊るしている色とりどりの提灯は、台湾から届いた雑貨たち。台湾の「客家花布」と呼ばれる伝統的な花布で作られた提灯は、一つ吊るすだけで、一気に台湾気分を味わうことができそうですね。
 
タイのシルバーアクセサリーや、色彩豊かなピアスやブレスレット、その他、ベトナムや台湾、中国などアジア各地の可愛らしいボタンも並んでいます。
 

 
こちらは、ナガ族の刺繍が施されたクロスやポーチ。世界で最も孤立した民族のひとつと言われるミャンマー北西部に住むナガ族。独自の文化と風俗を守り続けきたナガ族ならではの、独特のセンスが感じられる手仕事です。
 

 
中国からは、パンダの絵柄の茶器や、色鮮やかな切り絵などが並びます。
 

 
こちらは、週末に開催したアクセサリーワークショップの材料としても使用されていた「ポンポン」。タイ北部のモン族の民族衣装などに使われている可愛らしい素材です。
 

 
その他、cholonオリジナルのビーズブローチや、リネン素材で作られた着心地の良さそうなお洋服もご紹介しています。
 

 
現在は、オンラインショップのみで実店舗はありませんので、「cholon」の雑貨をお手に取ってご覧いただける貴重な機会となっております。「cholon」ファンの皆さんはもちろん、色鮮やかな旅する雑貨たちに会いに、ぜひ、遊びにいらしてくださいね。
 
会期は、10月1日(月)まで。
 
【cholon】
チョロンはオリジナルの製品とアジアの各地で買い付けした雑貨などを扱うお店です。
1997年10月札幌にオープン。2014年から一時休業しておりましたが、2018年オンラインショップで営業を再開しました(現在はオンラインショップのみで実店舗はありません)。
 
cholon HP:https://cholon.shop/


Written by m-homma