2017.04.11 Tue
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4月のヒシガタ文庫

4月も半ばに入り、ようやく春らしい日差しも感じられるようになりましたね。日本各地で桜の開花時期を迎え、花見客でにぎわうニュースも見られるようになりました。北海道への上陸も待ち遠しいですね。
 
4月のヒシガタ文庫、店頭でご案内している本や商品をご紹介していきます。
 
月毎にテーマを決めて選書している本のコーナーでは、「目標を達成できる本」を集めてご紹介しています。目標を達成するためのスキルや考え方の本、習慣を変えるための本、参考にしたいエピソードのつまったエッセイや、読んだ後やる気がみなぎりそうな小説などを集めました。
 

 
リビングワールド代表の西村佳哲さんの著書『なんのための仕事?』。「つくる・書く・教える」の三種類のお仕事を軸に、ユニークな活動をされている西村さん。
働き方研究家を名乗る著者が、デザインを通じて考える“仕事のあり方”について、ご自身について語り、また多方面で活躍するデザイナーへのインタビューも収録された本。デザイナーであっても、仕事のあり方は人それぞれ。日々の働き方について、視野を広げてくれる1冊です。
 

 

これから未来が待っている子どもたちに向けて、絵本を通じてさまざまな仕事を知る絵本もご紹介しています。
アメリカの詩人、シャーロット・ゾロトフの『SOMEDAY いつかきっと・・・・」。
 
“子どもたちは、「いつかは、こうなるといいなあ」という望みを、みんなもっています。できそうもないことができたり、起こりそうもないことが起きたり、夢が現実となることを、子どもたちは願っているのです。この絵本は、そんな子どもの望みを描いています。”
子どもたちの、とても素直な気持ちに優しく寄り添い、夢が現実になるというその願いを綴る絵本。アーノルド・ローベルの優しいタッチと色彩で描かれた挿絵と共に、ゾロトフの温かい気持ちが詰まったロングセラーの絵本です。
 

 

村上龍の『新 13歳のハローワーク』。子どものための本格的な職業を知る画期的な本。約6千人の働くプロが、子どもたちの疑問に答えてくれます。子どもたちが興味のある分野からページを開き、可能性がある様々な職業が紹介されています。「何も好きじゃない、何にも興味がないと、がっかりした子のための特別篇」もあり。こんな本が昔もあったらなあと、嘆く大人も必見です。
 

 
その他、スポーツ選手や著名人の自伝、夢をかなえるノートや手帳術など、様々な視点から「目標を達成できる本」をご紹介しています。ぜひ、店頭でお手に取ってご覧くださいね。
 
また、店頭では、陶芸家・鹿児島睦とbiotope corp.によるプロダクトブランド「ZUAN&ZOKEI」、またハイタイドがコラボレートした文具等もご紹介しています。
 
「ZUAN&ZOKEI」は、陶芸作家・鹿児島睦の作品世界の魅力は、図案と造形にある」というところに着目し、陶芸作品から図案を抜き出す、新たな図案を描く、ハンドメイドの造形をプロダクトに生かすなど、鹿児島睦の図案と造形の可能性をひろげていくブランドです。
 

 

こちらは、鹿児島睦のZUAN(図案)を元に製作した久留米絣のクッションカバー。久留米絣は、福岡の筑後地方を中心に発展し200年の歴史をもつ伝統工芸。あらかじめ染め分けた糸(絣糸)を用いて製織し文様を表します。織機で織り上げられる巾を活かして、1枚の布から仕立てました。動物や植物をあしらった可愛らしい図柄が、高度な技術で織り出される久留米絣の模様として、新たに生まれた図柄。
 

 
ZUAN&ZOKEIとハイタイドのコラボレート。ハンドメイドの器に描かれた図案からモチーフを抜き出して和紙にプリントしたマスキングテープ
鹿児島睦が器に描く愛らしい図案が身近なマスキングテープに。イラストを縁取りして額装のようにイメージしたり、アイディア次第で使い方は無限大です。
 

 
その他、ポップなカラーが目を引くポストカードレターセットやハンディサイズのノートiPhoneカバーなどなど、使い勝手の良い様々なグッズが揃いました。
ぜひ、店頭でお手に取ってご覧くださいね。
 


Written by m-homma