2019.02.21 Thu
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【物語を紡ぐわたしの愛用品 vol.7】

 
ヒシガタ文庫でご紹介しているモノとの物語を、日々の暮らしの中で愛用されているお客様やスタッフとの声と共にご紹介する「物語を紡ぐわたしの愛用品」シリーズ。2019年は、当店のオンラインショップを担当するスタッフHの日々の暮らしと共に、当店で見つけた愛用品をご紹介していきます。
 
1日の中で一番長く過ごすと言っても過言ではないキッチン。自宅のキッチンには、やわらかな日差しが入る、すりガラスの大きな窓を設けています。お料理をしながら、鍋や食器を洗いながら、毎日目にする景色を少しでも心地良くできたらと思い、窓枠には、収納スペースを兼ねて、幅の広い無垢板を取り付けました。
 

 
日差しがたっぷり入るので、毎日使う木のまな板もしっかり乾燥させることができ、お料理に使うハーブもよく育ちます。このグレーのタイルと木板に似合うキャニスターを探していたところ、当店でKINTOの『TOTEMキャニスター』に出合いました。
 

 
クリアなガラスの容器に薄さ4㎜のステンレスの蓋が付いたキャニスター、佇まいの美しさに一目ぼれをし、選びました。日の光を受け、緩やかな曲線を描く美しい形が浮かび上がります。
 
蓋は、シリコーンパッキン付きなのでしっかりと閉じることができ、密閉性も優れています。大き目の乾物もラクラク収納できるので、我が家では、毎日の”おだし”に欠かせない昆布を、使いやすいように短く切って保存しています。
 

 
開口口が広いのも特徴で、大き目のスプーンも一緒に収納し、朝食用のグラノーラ入れにも。手がラクに入るので、容器も洗いやすく、お手入れが簡単なのも気に入っています。
 

 
ステンレスの蓋は、フラットな設計なので、重ねて収納もできます。狭いスぺ―スにも積み重ねて設置できるので、場所も取りません。
 

 
サイズ違いで積み重ねて使うと、空間にリズムも生まれ、見た目が美しいのも魅力です。
 

 
あれも、これも保存したいと、考え中です。
 
こちらの【物語を紡ぐわたしの愛用品】シリーズでは、ヒシガタ文庫でご紹介しているモノとの出会いを、愛用されているお客様やスタッフの声と共に、使い手の物語を添えてお届けしていきます。ぜひ、お買いもののご参考に、ご一読くださいね。


Written by m-homma

 
 

2019.01.15 Tue
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MAROC POP UP SHOP

 
1月もあっと言う間に半ばとなりました。
今年も、ヒシガタ文庫をどうぞよろしくお願いいたします。
 
今年最初のイベントは、毎年ご好評をいただいております、モロッコラグの専門店“MAROC”による“POP UP SHOP”『ボ シャルウィット キリム展』を開催しています。
 

 
“MAROC”は、モロッコラグの「ボ・シャルウィット」を専門とするお店で、香川県高松市を拠点に、モロッコの人々による丁寧な手仕事を通じてモロッコ文化の魅力を発信している素敵なお店です。
 
今年で3回目となる“MAROC”の展示会は、当店の開店当初からキッズスペースでも使用しております「ボ シャルウィット キリム」を中心に集めていただきました。
 

 
「ボ・シャルウィット キリム」は、服を裂いた布を使用して作られており、毛足がない平織りのラグで、とても繊細です。今回は、この展示会のために、上質なキリムを探しにモロッコへ出かけられ、約20枚のキリムをセレクトしていただきました。
 

 

 
その他、上質なウールのアイボリーカラーがベースの「アジラル」、シンプルな柄で目が細かく、毛足の長いウール素材の「ベニワレン」、クッションなどの小物も入荷しています。
 

 
モロッコの人々から生まれる手仕事と思いを大切に、モロッコ文化を丁寧にご紹介する“MAROC”の店づくり、物語との出会いを作る店づくりを目指すヒシガタ文庫も、その思いに共感し、毎年開催させていただいております。
 
これほどの数のキリムが店頭に並ぶのは、なかなかない貴重な機会となっております。ぜひ、店頭でお手に取ってご覧くださいね。
 
『ボ シャルウィット キリム展』は、1月27日(日)まで。


Written by m-homma

 

2018.12.28 Fri
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実店舗・オンラインショップの年末年始の営業について

 
今年も残すところ、あと4日となりました。昨日から全国的に寒波が襲来し、札幌も寒い年末年始となりそうです。どうぞ、お身体に気を付けて、お過ごしくださいね。
 
店舗の年末年始の営業時間のご案内と、オンラインショップの発送業務休業について、お知らせいたします。
 
ヒシガタ文庫・ダイヤ書房ともに、年末年始も休まず営業いたします。
12/31〜1/3の4日間、営業時間は下記の通り変更させていただきますので、ご了承願います。
 
〈2018年12月〉
30日(日) 10:00〜22:00(通常営業)
31日(月) 10:00〜18:00
 
〈2019年1月〉
1日(火) 10:00〜18:00
2日(水) 10:00〜18:00
3日(木) 10:00〜18:00
4日(金) 10:00〜22:00(通常営業)
 
1月1日〜5日は、毎年ご好評の福袋を販売いたします。
予定の日程にかかわらず、なくなり次第終了となり、ご予約、お取り置きは承りかねますのでご了承願います。
種類等の詳細は、改めてSNSでお知らせさせていただきます。
 
また、誠に勝手ながら、年末年始【2018年12月29日(土)~2019年1月3日(木)】の期間中は、オンラインショップの発送業務を休業とさせていただきます。
ご注文につきましては、休業期間中も通常どおり承ります。
 
なお、お支払い方法で銀行振込(ゆうちょ銀行)をご希望の方は、休業期間を除く10日間以内をお支払い期限とさせていただきます。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承ください。
 

 
店頭では、年末年始のご挨拶にもお使いいただけるような、お茶やお菓子、お酒におつまみなど、幅広い商品をご紹介しております。ギフト包装も承っておりますので、お気軽にお声がけくださいね。
 


Written by m-homma

 

2018.12.10 Mon
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Eija × aurinko “Himmeli Exhibition “

 
12月に入り、この数日で、札幌はすっかり銀世界になりましたね。店内は、ブックツリーも登場し、クリスマスツリーのオーナメントやキャンドルなどで彩られ、温かな雰囲気に包まれています。
 
本日より、店頭では、フィンランドの伝統的なクリスマス装飾としても知られている「ヒンメリ」の展示会を開催しています。当店でワークショップを行っていただいている、北海道遠軽町のaurinkoさんと、aurinkoさんと交流の深いフィンランドのヒンメリアーティスト、エイヤ・コスキさんの作品を展示しています。
 

 
本展は、2017年に遠軽町でも開催された展示の第二弾として開催され、エイヤ・コスキさんの大作「TREASURE」と「ASANOHA」のほか、aurinkoさんが作られた大小様々な美しい手仕事を展示いたします。
 

 
こちらは、エイヤ・コスキさんの作品、『ASANOHA(麻の葉)』。日本の伝統的な「麻の葉文様」を取り入れたヒンメリで、エイヤさんが日本に訪れたときにインスピレーションを受けて生まれた作品です。麻の葉の形を文様化し幾何学模様がつながり、見応えのある美しいウォールアートが展開されています。
 

 
こちらは、『TREASURE(宝物)』、「ヒンメリは、私の心と魂の中にある宝物」。ライ麦を使用して作られているエイヤさんのヒンメリは、繊細で、美しい線の重なりによって奥行のある空間を作ります。
 

 
こちらの「ヒシガタ」の『ヒンメリ』は、当店にとってご縁がある形。『ヒンメリ』は、クリスマスの飾りの他、幸福のお守りとしても飾られてきたとか。店内に訪れたお客様を日々見守ってくれているお守りのようです。
 

 
日本でも多くのファンを魅了するヒンメリアーティスト、エイヤ・コスキさんの作品は、北海道では、なかなか観ることができない大変貴重な機会となります。aurinkoさんが繋いでくれたこのご縁に、心から感謝いたします。会期は、12月30日(日)まで。ぜひ、この機会にお立ち寄りください。


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2018.11.22 Thu
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ヒシガタ文庫のクリスマス支度

 
11月も終わりに近づき、ついに、札幌にも雪が降り始めました。街の中も華やかな装飾で彩られ、雪とともにクリスマスの足音が聞こえてきそうですね。
 
さて、今年もこの季節がやってきました!毎年恒例のブックツリーが、今年も店内に登場しました。
 

 

 
文学全集や洋書など沢山の本をうず高く積み上げ、ヒシガタセレクトのクリスマスオーナメントで装飾したオリジナルブックツリー。店内も、一気にクリスマスムードに包まれています。
 

 
ツリーの周りには、プレゼントにもおススメの暖かいショールや手袋、帽子などのニット小物も展示しています。ぜひ、ブックツリーの下で、贈る相手に思いを馳せながら、お手に取ってみてくださいね。
 
また、クリスマスの雰囲気を楽しむのにかかせないオーナメントやキャンドルなども、多数入荷しています。
 
自然素材を使った素朴で優しいスタンドツリーや、麦わらで作られたストローオーナメント、LEDライトで点灯するウィンタードームなど、種類も豊富に取り揃えています。
 

 
只今、店頭では、「花人」さんによる、フレッシュな緑を使用したミニツリーの展示販売を行っています。
 
「花人」さんは、札幌を拠点に、店舗を持たずに活動されています。喫茶店やセレクトショップのお花のアレンジや、美術家と共に展覧会を開催するなど、花や植物を使った幅広い表現をされている方です。
 

 
店頭で展示しているミニツリーは、本物のヒムロスギやプンゲンストウヒ、コニファーブルーアイスやブルーバード、トドマツやカラマツなどを使用して仕上げられ、鮮やかな発色と、生の植物ならではの香りも魅力です。
 

 
テーブルの上やちょっとしたスペースにも置くことができ、クリスマスの空間を素敵に演出してくれます。
 

 
生の植物を使用しているため、徐々に色は変化し、ドライになっていきます。自然の変化も楽しむことができる、「花人」さんならではのフレッシュグリーンツリー。
会期は、12月9日(日)まで。ぜひ、店頭で体感していただきたい作品です。
 
12月のヒシガタ文庫は、北欧のクリスマスシーズンにかかせない「ヒンメリ」の展示や、ワークショップも予定しています。ぜひ、当店と共に、クリスマスを思いっきり楽しんでくださいね。


Written by m-homma

 

2018.10.24 Wed
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10月のヒシガタ文庫

10月も半ばも過ぎ、朝晩の冷え込みも厳しくなってきましたね。
冬の足音が少しずつ近づき、ヒシガタ文庫の店内も冬支度が始まりました。
 
店頭では、人気のイラストレーター、マルー(MARUU)が猫と暮らす自らの暮らしを題材に描いた初の絵本、『わたしのものよ』(WAVE出版)の原画展を開催中です。
 

 
原画の展示のほか、サイン本やマルーさんが装丁を手がけられた書籍、ポストカードなどのグッズの販売も行っています。
 

 

 
こちらは、月ごとに絵柄が異なる『マルーミルクチョコレート』。マルーさんが描く温かなイラストが魅力のパッケージで、贈り物にもおススメです。
 

 
会期は、28日(日)まで。ぜひ、原画の魅力を肌で感じてみてくださいね。
 
10月に入り、来年のカレンダーも続々と入荷しています。
 

 
去年もご好評いただいておりましたカレンダーも入荷しています。
 
落合恵さんの名峰カレンダーは、今年も2種類届きました。北アルプス北部の立山連峰にある標高2,999 mの『剱岳(つるぎだけ)』と、北海道大雪山系、標高2020mの『緑岳』。サイズも一回り大きくなって、より見やすくなりました。
 
「描く人と見る人が、ともに幸せになるアートを」という素敵なコンセプトを基に作られたカレンダー、『ともにアートカレンダー2019』も届きました。色鮮やかで、真っすぐに描かれた絵は、日々の暮らしに温かな空気を運んでくれます。ぜひ、よく目にする場所に設置していただきたいカレンダーです。
 

 
土絵の具を使った木版画や鉛筆で温かみのあるイラストを描く”ノラヤ”さんの今年のカレンダーは、『ノラヤの花ごよみ』。月ごとに、季節を感じることができる優しいお花が描かれています。
 
また、『2019保手濱拓カレンダー』も届きました。北海道・洞爺湖在住のデザイナーユニット”drop around”が一緒に作っている山口県在住の美術家、保手濱拓さんのオリジナルプロダクト、「毎月、小さな絵を飾るように、楽しんでもらえたら」と、そんな思いで作られたカレンダーです。
 
一年を共にするカレンダー、ぜひ、店頭でお手に取ってご覧くださいね。
 
その他、これからやってくる長い冬に備えて、身も心も温かくなるアイテムも続々入荷しています。
 
昨年も大好評をいただいた、フィンランドの老舗のテキスタイルメーカー・LAPUAN KANKURIT(ラプアンカンクリ)から、『MARIA pocket shawl』が届きました。
外出先だけではなく、会社やご自宅でも、羽織ったりひざ掛けとしても重宝します。二つ折りにすると厚みもあるので、椅子やソファにかけて、クッション替わりにも。秋から春にかけて、長く活躍できるショールです。
 

 
こちらは、足元から温めてくれる靴下。「はくひとおもい」をキャッチフレーズに、良質な天然素材にこだわってものづくりを手がけるNISHIGUCHI KUTSUSHITAの『ウールジャガードソックス』です。膨らみがあるウールをしっかりと編み上げているのでどっしりとした履き心地でとても温か。カラーバリエーションも豊富で、メンズとレディース共に、ご用意しています。
 

 
その他、ニット帽やショール、手袋やネックウォーマーなど、様々な冬のアイテムも入荷しています。ぜひ、店頭で、お試しくださいね。


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2018.09.18 Tue
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9月のヒシガタ文庫:cholonの旅する雑貨店

 
9月6日に発生した胆振東部地震から10日ほど経ち、札幌市内は、少しずつ日常に戻りつつあります。震源地に近い厚真町の一部では、11日振りに水道水が飲めるようになったようです。余震も続き、まだまだ不安な日々が続いていると思いますが、1日も早く、被災地の皆様に普通の暮らしが戻ってくることを心よりお祈りしております。
 
9月のヒシガタ文庫は、震災の影響で会期を延期しておりました『cholonの旅する雑貨店』を開催中です。
 

 
「cholon」は、1997年にベトナム雑貨店として札幌でスタートされ、約5年のお休み期間を経て、今年オンラインショップを再開されました。当店では、再開後はじめてのイベントを開催させていただくことになりました。
 
今回は、店主の佐々木智子さんが、タイ、ミャンマー、ベトナム、台湾、香港など東南アジアを歩いて出会った雑貨や、各地の布で作った小物やシルバーアクセサリーなど、様々な商品が店頭に並んでいます。
 
天井から吊るしている色とりどりの提灯は、台湾から届いた雑貨たち。台湾の「客家花布」と呼ばれる伝統的な花布で作られた提灯は、一つ吊るすだけで、一気に台湾気分を味わうことができそうですね。
 
タイのシルバーアクセサリーや、色彩豊かなピアスやブレスレット、その他、ベトナムや台湾、中国などアジア各地の可愛らしいボタンも並んでいます。
 

 
こちらは、ナガ族の刺繍が施されたクロスやポーチ。世界で最も孤立した民族のひとつと言われるミャンマー北西部に住むナガ族。独自の文化と風俗を守り続けきたナガ族ならではの、独特のセンスが感じられる手仕事です。
 

 
中国からは、パンダの絵柄の茶器や、色鮮やかな切り絵などが並びます。
 

 
こちらは、週末に開催したアクセサリーワークショップの材料としても使用されていた「ポンポン」。タイ北部のモン族の民族衣装などに使われている可愛らしい素材です。
 

 
その他、cholonオリジナルのビーズブローチや、リネン素材で作られた着心地の良さそうなお洋服もご紹介しています。
 

 
現在は、オンラインショップのみで実店舗はありませんので、「cholon」の雑貨をお手に取ってご覧いただける貴重な機会となっております。「cholon」ファンの皆さんはもちろん、色鮮やかな旅する雑貨たちに会いに、ぜひ、遊びにいらしてくださいね。
 
会期は、10月1日(月)まで。
 
【cholon】
チョロンはオリジナルの製品とアジアの各地で買い付けした雑貨などを扱うお店です。
1997年10月札幌にオープン。2014年から一時休業しておりましたが、2018年オンラインショップで営業を再開しました(現在はオンラインショップのみで実店舗はありません)。
 
cholon HP:https://cholon.shop/


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2018.09.05 Wed
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【物語を紡ぐわたしの愛用品 vol.6】

 
ヒシガタ文庫でご紹介しているモノとの物語を、日々の暮らしの中で愛用されているお客様やスタッフとの声と共にご紹介する「物語を紡ぐわたしの愛用品」シリーズ。
 
第6回目は、開店当初からバイヤーを務めるTさんの愛用品をご紹介いたします。どんな想いで商品をセレクトされてきたのか、お店でお話を伺いました。
 
Tさんは、バイヤーとして他店にはない視点で魅力溢れる雑貨を見つけ出し、また、当店の良きアドバイザーとして幅広くサポートしていただいています。
 

 
開店当初から根強い人気を誇るHIMAAさんのグッズも、Tさんのセレクト。「これだけ充実したラインナップが揃うのは、札幌ではヒシガタ文庫だけ。」と話すTさん。シンプルながら独特な、つい目を奪われるドローイングとユーモアセンスで、国内外にファンを持つHIMAAさんですが、人気の高いステッカーのほか、アートブックハンカチリフレクターリストバンドなど、幅広い商品をお取り扱いしております。
 

 
商品選びで一番こだわったのが、他店ではあまり手に入らない商品選びでした。「東区というお店の立地条件も考え、中央区の雑貨店などではまだ取り扱われていない、自分が”かわいい”と思う商品を選びました。」とTさん。
 

 
栄屋工芸店の「鳩の砂糖壺」と「鳩の楊枝入れ」も、開店当初から店頭に並ぶ商品の一つ。元々は、農閑期の副業として始められた伝統の木工芸品。どこかなつかしく、素朴でかわらいしく、手仕事を肌で感じられる工芸品です。
 
そのほか、Tさんがセレクトした新たな商品も多数ありますが、中でもおススメは、こちらのYAYの「follow cream」。実は、美容師でもあるTさんが愛用しているヘアケアアイテムです。
 

 
天然成分を使って作られているので、優しい香りで、手に残ったクリームはハンドケアにも使えるクリーム。「べたつかず、顔や額についてしまってもニキビにならない、使い心地の良さが魅力」と話すTさん。
 
また、アンティークや様々な額を集めているTさんの目に止まったのが、こちらのデンマークのプロダクトブランド「MOEBE(ムーベ)」の『FRAME』です。フレームの厚み、幅共に絶妙なサイズ感がとても気に入り、ご本人も愛用されています。
 

 
額装されている作品は、当店のロゴ等のデザインを手がけているデザイナー、阿部寛文さんの作品です。シンプルでありながら、作品を引き締め、引き立ててくれる美しいフレームです。
 
ヒシガタのオリジナル商品、「ヒシガタブレンド」や「ヒシガタグラノーラ」などのパッケージは、Tさんが大ファンでもあるイラストレーターのナガノチサトさんに素敵なイラストを描いていただきました。
 

 
緩やかなタッチとユーモラスな雰囲気のあるドローイングが魅力のナガノチサトさんのイラスト。暮らしの中の一場面”珈琲のある時間”を切り取った素敵なイラストです。
 

*息子さんと店内のキッズコーナーで寛ぐTさん。
 
今後も、Tさんがセレクトした商品のほか、本と共に、物語を紡ぐ様々な商品をご紹介していきます。ぜひ、遊びにいらしくてくださいね。
 
こちらの【物語を紡ぐわたしの愛用品】シリーズでは、ヒシガタ文庫でご紹介しているモノとの出会いを、愛用されているお客様やスタッフの声と共に、使い手の物語を添えてお届けしていきます。ぜひ、お買いもののご参考に、ご一読くださいね。


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2018.08.17 Fri
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8月のヒシガタ文庫

 
お盆休みも終わり、朝夕はすっかり涼しくなりました。今週末からは、また夏の暑さが戻ってきそうです。あともう少し、北海道の短い夏を満喫したいですね。
 
今月のヒシガタ文庫では、店内のワークショップでもお馴染みの段ボール素材の椅子「リキスツール」など、ジャパニーズデザインのパイオニアである渡辺力さんのプロダクトを集めた『渡辺力フェア』を開催中です。
 
今回は、渡辺力作品を幅広くお取り扱いされている“メトロクス札幌”さんのご協力のもと、「リキスツール」をはじめ、時計やトレイ、モビールなどをご紹介しています。
 
「リキスツール」は、堅くて丈夫な段ボールでできているので、お子様でも運べるほど軽く、ポップなカラーが目を引きます。ヒシガタ文庫のキッズスペースでも、かわいらしい佇まいで、楽しさを演出してくれています。
 

 
椅子として腰掛けるのはもちろん、とても軽いので、積み木のように積み上げて遊んだり、置いておくだけでも素敵なインテリアになるスツールです。
 
会期中にご購入いただいたお客様には、スタッフと一緒に楽しく組み立てをしていただける、参加無料のワークショップを予定しております。開催日に予約なしで随時参加可能です。組み立てに不安がある方もぜひ、お気軽にご参加くださいね。
 
◆リキスツールを組み立てよう!◆
日時:2018年8月25日(土)13:00〜17:00(随時参加可)
会場:ヒシガタ文庫店内
[参加無料・予約不要]
スタッフのレクチャーを受けながら、簡単に楽しくリキスツールやキッズセットを組み立てていただけます。
※参加にはカートンファニチャーのご購入が必要です。
 
スツールのほか、「リキクロック」や「小さな時計」、「リキウォッチ」など時計も各種ご紹介しております。
 

 

 
「リキクロック」は、2004年グッドデザイン賞を受賞。タンバリンの枠と同じ構造のプライウッドが採用され、美しい曲線を描くシンプルで温かみのある掛け時計です。時計の基本的な役割でもある「見やすさ」を追求し、店舗や公共施設でも多く採用されています。当店の壁面に展示したリキクロックも、店内のあらゆる場所からしっかりと時刻を確認でき、視認性の高さが実感できます。
 
そのほか、シンプルなデザインでありながら、存在感のある「リキモビール」も展示しています。
 

 
『渡辺力フェア』は、9月2日(日)まで。
ぜひ、店頭でお手に取って、ご覧くださいね。
 
また、店内では、夏の贈り物におススメの商品もご紹介しています。人が集うこの季節にピッタリの、からだにやさしいお味のお菓子やコールドドリンク、お酒やおつまみなど、厳選した素材で作られたこだわりの食品を数多く取り揃えております。
 

 
用途やご予算に応じて、ギフトボックスもお作りできますので、お気軽にスタッフにご相談くださいね。
 

 
店頭では、夏物商品の一部をSALE価格でご案内しております。自然素材を使用した夏の帽子など、まだまだこれから活躍するものばかり。残り少ない北海道の夏を楽しみましょう!


Written by m-homma

 

2018.07.24 Tue
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【物語を紡ぐわたしの愛用品 vol.5】

 
◇penco/ CLIP BOARD MASTERPIECE◇
 
ヒシガタ文庫でご紹介しているモノとの物語を、日々の暮らしの中で愛用されているお客様やスタッフとの声と共にご紹介する「物語を紡ぐわたしの愛用品」シリーズ。
 
第5回目は、【penco】の『CLIP BOARD MASTERPIECE』を愛用されている、イタリアンレストラン「DAL1982」の小松健哉さんにお話を聞かせていただきました。
 

 
「DAL1982」は、昨年の11月末に、札幌市中央区にオープンしたイタリアンレストランです。グレーを基調とした落ち着いた雰囲気のある外観で、温かなリースがお出迎えしてくれます。
 

 
店内は、カウンター席の他、ゆったりと配置されたテーブル席が4席ご用意されています。「自分が把握できる範囲を大切にしたい。」とお話されていた小松さん。かしこまった雰囲気が苦手で、親しみやすいイメージを大切にした店づくりを目指していた小松さんの目に止まったのが、【penco】の『CLIP BOARD MASTERPIECE』でした。
 
小松さんのお店のメニューは、仕入れた食材からメニューを考えるため、頻繁にメニューが変わります。簡単にメニュー表を交換でき、また、お店のイメージにぴったり!と思われ、こちらを選んでいただきました。
 

 
小松さんのお店で扱う食材のほとんどは、北海道産の魚や肉、野菜を選ばれています。生産者に直接会いに行き、ご自身の目と舌で吟味して選ばれた食材から、その日のメニューが決まります。
メニューには、「ニセコラララファームのトマトのサラダ仕立て」や「坂井さんよりヤリイカのソテー」など、産地だけではなく、生産者の名前がしっかりと表記されています。
 

 
「生産者の名前を出すことは信頼につながり、お互いにとって良いことだと思い、生産者の名前も入れたメニュー名を考えています。」とお話される小松さん。真摯な気持ちで食と向き合う小松さんのお人柄が伺えるようなメニューが並んでいます。
 
pencoの『CLIP BOARD MASTERPIECE』は、お色展開も豊富で、当店では、A4サイズが6色、A5サイズが7色のお色をお取り扱いしております。小松さんのお店では、サイズや色違いで、お料理、ドリンク、ワインリストにお使いいただいています。
 

 
メニュー表の他、何種類かの器もお使いいただいています。当店で選んでいただいた器、KINTOの『REMIX DON』を使って、ドルチェを作っていただきました。
 
こちらのドルチェは、「喜茂別チーズ工房タカラのフロマージュブランのムース 洞爺佐々木ファームのレフォールのジェラート添え」です。
 

 
白い器を使った白いデザート。「マットな質感と、サラッとした雰囲気に一目ぼれしました。」とお話される小松さん。
 
こちらの器、実は、カジュアルにどんぶりメニューを愉しめる器として考えられた器で、浅めのどんぶりなので、どんなジャンルの食事にもお使いいただけます。小松さんの手によって、温かみのある食卓が演出されました。
 
もうすぐ開店して8か月を迎えらえる「DAL1982」。北海道産の食材を使った美味しいイタリア料理を気軽に楽しめ、とても居心地の良く、店主のお人柄が感じられるお店です。ぜひ、お出かけくださいね。
 
DAL1982
〒064-0806 札幌市中央区南6条西22丁目3-39
ランチ:11:30~14:00(L.O.)
ディナー:18:00~21:00(L.O.)
定休日:月曜日(祝日の場合は火曜定休)
Tel:011-513-1982
Fax:011-513-1983
 
DAL1982 Facebookページは”こちら
 
こちらの【物語を紡ぐわたしの愛用品】シリーズでは、ヒシガタ文庫でご紹介しているモノとの出会いを、愛用されているお客様やスタッフの声と共に、使い手の物語を添えてお届けしていきます。ぜひ、お買いもののご参考に、ご一読くださいね。
 


Written by m-homma